2017年電子情報通信学会総合大会@名城大学

3月25日、豊崎君が表記の学会で「深層学習を用いたHEVCイントラ予測モード決定手法の検討」と題した発表を行いました。
ホットな話題だけに、関心をあつめ、多くの専門家から質問を受けました。
今年度の最後を飾るにふさわしい発表となりました。

鹿喰研究室 平成28年度最終発表会

平成29年2月4日、鹿喰研初の卒業生を輩出することとなる最終発表会が行われました。

午前中は2年生5名、3年生5名が発表を行い、午後は3部に分けて4年生12名が行いました。

プレ配属の2年生は「画像処理研究の体験」をテーマに、1年間で画像処理の基礎に触れてきました。
最終発表のテーマは各自が自由に選んで挑戦し、発表に臨みました。学習、実装、発表という次年度以降につながるサイクルを体験でき、得られたものは確かだったようです。

本配属1年目の3年生はこの一年間でより本格的に画像処理分野を学びました。最終発表会は自分たちで研究テーマを設定し、実装、実験、論文執筆と、卒業研究の流れを体感しました。実際の卒論よりも短い準備期間だったため、来年度の卒業研究では更なる飛躍が望めるでしょう。

最終年次の4年生は鹿喰研初となる卒業研究の発表でした。4年生は「映像分析班」、「映像表現班」、「TVML班」、「動画符号化班」に分かれて研究を行ってきました。発表では外部から各分野における専門家の方々をお招きして英語を用いた議論なども交え、大変有意義な時間になりました。

2016年映像情報メディア学会冬季大会@東京理科大学 森戸記念館

12月21日、22日に行われた、2016年映像情報メディア学会冬季大会に、鹿喰研究室から学部4年5名が一般公演に参加しました。

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今回の応募公演は、103件、19部門と、映像情報メディアに関する様々な公演が行われました。

 

その中で、初めての参加となった学部4年生5名から、参加した感想を紹介したいと思います。

 

①豊崎富心(ディープラーニングを用いたHEVCイントラ予測高速化手法の提案)

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五人の中で唯一、初日での発表ということで、どのように発表するのかの分からず会場入りするまでは少し緊張していました。しかし、いざセッションが始まると特に緊張もとけ、練習した通りに発表を終えることが出来ました。
今回、学会に論文を提出するにあたって、論文・発表用スライドや発表練習で多大なるご指導をいただき、無事に本番を終えたことで、自分の中でも成長を実感できました。
今回頂いた貴重なご意見を基に、今後も引き続き研究に勤しみたいと思います。

 

②室克弥(物体の表示サイズの違いによる心理効果)

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今回、2日目のトップバッターとして登壇しましたが、初日に雰囲気をつかめたのが幸いし、途中でフリーズしたりせずに発表ができたのが良かったと思います。

しかし質問に対し、適切な回答が出来なかったと思うので、今後の発表では、頭の整理をきちんとつけてから発表に臨みたいと考えています。

 

③原田真彰(表示輝度特性と主観的印象の関係の検討)

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学会というの場の独特な雰囲気もあり、とても緊張しました。また、聴衆の方々に発表の内容を分かりやすく伝えるということの難しさを今回のプレゼンを通じて改めて実感しました。 発表後の内容に対する質疑に対しても適切に対応出来なかった部分があるため、落ち着いて登壇するということの大切さも学びました。

今回の経験を糧に、より一層研究に精進していきたいと思います。

 

④原内瞭(画像印象加工モデルの提案)

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初めての学会発表ということでとても緊張しました。特に問題なく発表を終えることができ良かったです。また研究に対して多くの貴重な意見をいただくことが出来ました。

今後の研究も引き続き頑張っていきます。

 

⑤小田桐航平(広色域画像と印象の関係の一検討)

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鹿喰先生とNHKの澤畠さんの手厚いご指導により、無事に発表を終えることができました。緊張により、聞いてくださっている方々にしっかりと伝わったかどうか少し心配なところはありますが、本当に価値のある経験ができたと思います。

この実験の成果は、被験者として実験にご協力頂いた方々によるものだと思っております。本当にありがとうございました。

 

おわりに

今回の学会に参加するにあたり、NHKの澤畠さん・岩村さんには多大なるご尽力をいただきまして、本当にありがとうございました。

もちろん、鹿喰先生にもたくさんご迷惑をおかけすることになりましたが、貴重な経験をさせていただき、大変感謝申し上げます。

鹿喰研究室 5名 一同

鹿喰研第一回合宿 in 山中湖

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2016年9月15日~17日に、鹿喰研究室の合宿が行われました(o^―^o)ニコ

記念すべき第一回は、明治大学の山中セミナーハウスで行われましたが、涙あり笑いありの思い出に残るものになったんではないでしょうか←

 

実は、ただ遊びに行ったわけではありません。研究の中間発表も兼ねての合宿でした。さすがですね。鹿喰研究室。。すみません。

 

初日は3年生の発表でしたが、4年生のハードルがただただ上がるくらい素晴らしいプレゼンの連続でした。発表の後は花火大会も開催されましたが、男19人でやる花火もまた一興でしたね。とても楽しかったです。ええとても(T_T)img_9158

 

そのあとに行われた2日目の4年生の発表では、6時間の長丁場をもろともせず、全員が集中して聞くことができ、議論も大変白熱しましたよね。

そして、なんと、全員のプレゼンが終わったのは午後4時、その後はみんなでテニスやらバスケやら、スポーツを楽しみました。みんな運動神経がよくて盛り上がりました!!!

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2日目最後は飲み会を行いましたが、親睦を深める模範すべき飲み会でした笑

 

最終日はバーベキューをして旅を締めくくりました。img_9345

バスの中はみんな爆睡で、楽しんだのが伺えました。企画が報われた瞬間でした。

 

これから秋学期が始まりますが、この気持ちを忘れずに過ごしましょうね!!!(どの気持ち?)

 

鹿喰研究室

合宿係

 

 

【映像分析班】活動報告②

黒川
カラーテープを用いることで関節位置を抽出することができたが、関節部位の判定がうまくできていない。
グラフカットを用いる方法ではおおよその人物領域の分割はできたが、若干的外れな結果が出るフレームもあるため、ラベリングなどでうまくノイズを取っていきたい。

工藤
いろいろな文字認識の方法を考えたが、今回の目的である文字は手書きなど複雑なものではないため、一定数のフォントのテンプレートを用意し、テンプレートマッチングによって数字の認識をすることとした。静止画に対しての認識はうまくいったので、次は動画に対してテンプレートマッチングが行えるようにプログラムを改善していく。


特徴量のひとつである真円度を求めるプログラムをいくつかのパンに対して実行した。その結果、雑音の真円度を求めてしまったり、人の目には四角く見える食パンと丸く見えるアンパンの真円度がほぼ一致したり、期待していた結果が得られなかった。真円度を求めるプログラムの内容理解と画像の雑音除去を、今後解決していく。

【映像分析班】活動報告①

進捗状況

 

工藤:サッカーのハイライト自動生成

ハイライトの方向性が仮決定し、今後はプログラミングに重きをおきながら並行して評価実験を行う。

 

黒川:ランニングフォームの分析

シルエット画像からの骨格関節情報の抽出方法を検討中。今後はその方法の模索と簡易的なマーカーを用いて関節情報を抽出する手法の二通りを実装していく。

 

辻:パンの種類の認識

トッピングを認識するための方向性が決まり、今後はそれを実装し、また輪郭から得られる情報を分析していく。

 

久冨:人物検知による危険認識

人物検出のおおまかなプログラムを作成し、今後は撮影を行い評価映像を増やし、さまざまな状況に応じて適応できるようにする。

 

とお互いの進捗状況を確認し、プログラムを含め知識を共有しながら今後の方向性について話し合った。

映像表現班、オープンキャンパスに向けて

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本日は8月18,19日に行われるオープンキャンパスに展示するための素材を撮影しました!!

機材の準備や背景確認に少し苦労しましたが、無事展示に使えそうな素材を撮影することが出来ました!!

当日は6階に展示するのでぜひ来てください!!!

ちなみに写真は映像表現班で撮影をしている風景です。。。

8K試験放送開始

2016年8月1日に8Kスーパーハイビジョンの試験放送が開始されました。本格的な超高精細映像時代が始まります。
まだ受信機は市販されていないので、NHKでしか見ることができませんが、8月6日からはリオ五輪の8K放送が開始されます。
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TVML実習

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3年生がスウェーデン ウプサラ大の林先生にTVMLとUnityの使い方を教えていただきました。
ボーリングゲームをみんなで作りましたが、なかなかうまくいかなかったです。